俺様君といっしょ【短編】


二人が去っていったあと、私は腰が抜けてその場にしゃがみこんだ。

「おぃ、大丈夫かょ。」

「うん、ありがと。」

どうしよ、いまごろになって涙が溢れてきた。

「は? 」

「ごめん、すごい怖かったから…。」

もぅ、蓮の前で泣くとか恥ずかしい。
絶対からかわれるよ…。そう思っていたら、

「きゃっ‼」

いきなり抱きしめられた。