「うーん……。」 カーテンから入る日差しで目が覚めた私は、目覚まし時計を見た。 「ん?8時?? ち、遅刻ーーーー‼」 何で目覚まし時計止まってんの? 少しイライラしながらも急いで支度をすませ、家を出た。 「ハァハァ……。」 もぅ、学校遠いよー!寮なのに…。どんだけ学校広いの? 私はさっきよりも早く走った。 そして、学校が少し見えてきた時、 「なぁなぁ」 もぅ、何よ!急いでる時に…。 そう思いながら後ろを振り向いた。