「う~ん…もう朝?」
ベッドから降りようとしたら
ゴンッ
「いったぁー」
小指を打ってしまった
それで目が覚めた私は何かが違うことに気がついた
「えっここどこ?」
私の部屋にしては広かった
鏡を見ると
「きゃー!!誰っ?」
ガチャっ
「どうした麻里?なんだ寝ぼけてんのか?」
「だ、誰なのっ?」
「まじで寝ぼけてんのか?お父さんだろ?」
「あ、そうですか…」
「そうですかって麻里熱でもあるか」
そう言って近づいてきた
「大丈夫!着替えるので出てって」
そういうとお父さんって人は首をかしげながら出ていった
「もう、どうなってるの…?」
とにかく頭を整理しなくちゃ
ここはどこ?私は誰?
まるで記憶障害の人みたいになった
恭汰は?お母さんは?竜は?
どこの学校?