「理月クンと、飛鳥クンとは幼なじみ。」 その台詞に榊原チャンは驚いたように固まった。 「おさななじみ…なんだ。」 というか、俺も幼なじみに入ってるんだ。 だったら里乃のポジションは幼なじみだな。 「会いたいって言ったのは理由があるからなんです。」 お、里乃言うつもりか。 暴露だな。飛鳥に知られたら…里乃だったら文句言われるくらいか。 「飛鳥クンのこと。」 「飛鳥…?」 里乃は浅く頷き飛鳥の過去を暴露しだした。