甘たれツンデレ女王と俺様ジミ男の恋愛事情(二乗)









「綾乃」



耳元で囁く声がちょっと掠れてて、





いつもは我慢してくれてんだなぁ・・・

って分かるから


胸がきゅんとする。




けどっ!




「・・・オマエなぁ・・・」



悪あがきに唯也の手を退けようと躍起になってるアタシに、唯也がぼやく。




「ナニそれ、いつもの意地っ張り発動デスカ?それとも俺に触られンの嫌なのかよ?」

「~~~っ」





そんなんじゃないのにっ




と、思いつつ意地っぱりなアタシは一瞬言葉に詰まった。




・・・でも、



言わなきゃダメだよね・・・




てか、ココ意地張ってる場合じゃないよね。