なんか言えば直ぐ口応えしてお世辞にもカワイイ性格とは言えないし
なんもできねぇから手はかかるし
ほっとくと拗ねる甘えん坊
ある意味、
平均以上に世話の焼けるオンナだけど
構ってやるのは全然苦じゃなかった。
何よりアイツは、手はかかるけど他のオンナみたいに
豆にメールのレスしろだの、
休日はどこそこへデートに連れてけだの
家族より自分を優先して・・・なんていう
そーいうフツーのオンナが要求するようなモンは一切しなかった。
どんっとオフクロが俺をド突く。
「生活に追われて、なんて言い訳はオッサンになってから言うものよ!若いんだから勢いのままに突っ込みなさいよ!
・・・こう、なんていうか、綾乃ちゃんに?」
・・・途中まで感動路線だったのに、何で最後でザンネンな下ネタになるかな。
呆れつつ、感謝もして、俺はある決心をした。