会いたい。 意地悪でイイから一緒にいたいな。 泣きそうな気分になってぎゅうっと体を丸める。 学校じゃ、話もしない関係で。 居候じゃなくなったらもう、接点なくなっちゃった。 アタシ、月曜日から唯也にとって挨拶もしない単なるクラスメートなんだよね。 気が付いたら、 一線を超えるコトなく、 アタシは唯也を囲う線の外なんだって 思い知らされた。