それから三十分ほど経った後―――
リビングでは月島一同が微妙な面持ちでソファーに座るアタシの両親を眺めていた。
「オマエ・・・親父さんが不倫して母親がでてったとか、言ったよな?」
「う、嘘は言ってないわよ・・・ウソは・・・」
睨む唯也からしらっと視線をそよがせてそう言い返す。
まぁ・・・
色々疑いたくなる気持ちは分かる、ケド。
ヒトの家だってのに互いの体に手を回して、アツアツなお二人。
オクラホマミキサーかって突っ込みたくなるほどで・・・。
アタシ達のやり取りを聞いてママが「いや~ん♪」と割り込んでくる。
「実はね、パパの浮気はアタシのハヤトチリだったのん★」
「バカだな。ボクがママ以外の女性にトキメクなんてアリエナイよ。ボクはママ一筋だよ。」
「パパ、愛してるぅ♪」
一目を憚らぬラブラブぶりにアタシを含めみんな微妙にうんざりとした顔を反らす。


