学校生活はいつも通り。
トモダチとバカ言って、笑って、言い寄ってくるオトコを適当にあしらって。
勿論、唯也とは以前どおりあえて挨拶もしないような単なるクラスメート。
だけど、時々、唯也をこっそり観察するのがアタシの日課になった。
そして結論。
「ねぇ、マユ。」
「んー?」
「ゆ・・・月島ってちょっと変わってるよね?」
「ほへ?月島?」
アタシの口から出るには意外な名前にマユがきょとんと首を傾げる。
「だって、アンタの彼氏とフツーに話せる人ってメズラシイと思う。」
マユの顔がちょっと赤くなる。
結構一途に片思いしてて、最近ようやく付き合うようになった彼氏だからね。
未だに照れるなんて、カワイイヤツ。
ま、その彼氏ってのがそれはもう整った顔立ちのイケメンなんだけど、
致命的な『科学オタク』なんだよね。


