溜息を吐いて再び洗い物に取りかかる。
バスルームを気にしながら・・・
洗い物を終えて、取り込んだ洗濯物を畳んでいる間に、二人がさっぱりした顔で出てきた。
「おっさきー♪悪いわね、ご飯食べさせてもらった上に一番風呂もらっちゃってぇ。」
「今更かよ・・・。」
礼を言うならついでに、お袋のトレーナー借りてることにも言っとけよな。
つか全然、申し訳なさそうじゃねぇんだけど?
眉間に皺を寄せる俺に、空良がとっておきに上機嫌な笑顔を向けて言った。
「あや、ママよりおっぱいおっきーの―――!」
ぶーっっ!!
「空良―――――っ!余計なコト言わなくてイイの!」
綾乃が顔を真っ赤にして怒鳴る。
「ふぇ・・・?おしりがかわいいのほうがヨカッタ???」
首を傾げる空良に綾乃、真っ赤な顔で憤死。
ホラな・・・マセガキ、
天使の顔で本領発揮。
つか、
兄ちゃんも要らんぞ、
そんな余計な情報は!


