空良とゲームをしていると部屋にイイ匂いが漂いだした。 「カレ――――♪」 「・・・オマエはガキか・・・。ま、いい。二人ともそこ片付けて手洗って来い。」 「「はーい♪」」 ご満点の返事をして、二人で手を洗ってくる。 「空良、サラダ運べ。綾乃はコレ」 ご飯にカレ―を注いだ皿を差し出しながらサラッと――― 聞き流せなかったソレに ドキッと鼓動が跳ねた。 せっかくのカレ―を危うく落としそうになっちゃったじゃない。