こつん・・・

こつん・・・

こつん・・・


ハイヒールを履いて学校に来る女

あたし神王蓮架(じんおうれんか)
高校1年生ですっ!

「レンっ!おはよう」

今日もハイテンションな奴来たぁーーーーーーーーーー!!

「ん。おはよう」

うるさい奴の名前は源条沙衣夜(げんじょうさいや)
うちの学校は結構人気のある学校で、偏差値も高かったりする

うちは昔から家系のため勉強だけはできるようにしていた
今回はじじいの言う通り、この学校に進学した

「ね、ね。千石新(せんごくあらた)さん、今日は来てるね」

「んあ?誰だよそいつ」

「えぇーー!知らないの?・・・アラタさんってのはこの学校で1番かっこよく、頭もよく秀才で、運動神経抜群のスポーツマンでこの学校のアイドルなのよっ!」

目をきらきらさせて言うサイヤ・・・
どこがいいのかわかんないねぇ

「ごめん、興味ないから教室行くから。まだ見てたいんなら先に行ってるからね」

そう言ってあたしは歩いた

「え?!あっ!ちょっと!!」あせった顔でサイヤが言ってる
でも、あいつに興味無いしなぁ・・・
と思った矢先

ドンッ

軽く、誰かに当たった

「ってぇな・・・」

正直痛かったんでなぁ・・・

「お前、ちゃんと前見て歩けよな」

って、男に言われた

お前に言われたかねぇんだけど

「ねぇ、アラタ早く行こうよ」

「アラタさんっ!」

「行こうよ」

って何人もの周りにいる女が言った


うえっ・・・
香水きつくて逆にくさい・・・


「ねぇ、そこの女ら・・・」


「何よ・・・」

リーダーっぽい人が言った