「何のこと?」 「あんたのことよ!? てか、男子の視線に気づかないの?」 そんなこと考えたことないな…。 改めて、周りを見渡してみると 確かに、男子達がニタニタと不気味な笑みを 浮かべながらこっちを見ている。 その光景に私は鳥肌がたった。 「今気づいた…なんか気持ち悪いね…」 「コラ!それを言わないの! 全員、波音の親衛隊よ!」 親衛隊!? てか、私はアイドルかよ!? 私の許可なしでいつの間に そんなの組んでるのよ! 男子って、怖いなぁ…。