「キャーッ!!嬉しい!!後は、楓磨くんと 隣の席になれるといいなぁーっ♪」 「俺がどうしたの?」 隣から男の子特有の低い声が 聞こえたからびっくりして振り向いたら ななな、なんと!!そこにいたのは… 笑顔の楓磨くん。 ぇ!え!!えぇーーーーーっっ!? どういうこと?! 「あのー楓磨くんの席って…」 「ここだよ!!」 楓磨くんは、私の隣にある机を トントン叩いた。 嬉しさのあまり言葉を失った。 奇跡って本当に起こるんだ…。