【短】『素直』


「安達さん」

「え…?」

カーテンを開けると…

「あ…皆川くん」

入ってきたのは、昨日告白してきた、隣のクラスの皆川くんだった。

「さっき友達とここ行くとこ見かけて…大丈夫?」

「う、うん。大丈夫だよ」

正直、今は入ってきてほしくなかった。

「ほんとに?目腫れてるし…もしかして好きな人に振られたとか?」

有以外の男子に優しい言葉かけられても、全然嬉しくない。