駆け引き



「未伽・・・さん?」


「初めまして、莉南ちゃん。待ってたのよ」



未伽さんのことは、噂には聞いたことがあったけど、実際に見たことは無かった。

けど、この人がきっと未伽さんだろう。噂にも綺麗な人だと聞いていたし、なんとなくそう思った。

けど、その未伽さんがどうして私を待っていたのか解らない。


「えと・・・何か・・・??」


「莉南ちゃんに、話したいことがあって・・・少し、時間大丈夫かしら」