駆け引き





「なんとも・・・思わないよ。」


イライラしながら未伽に問いただすと、聞きたくなかった方の答えが返ってきた。




カァっと頭に血が登って、
反射的に紡がれる尖った言葉たち。


やめろ。未伽が震えてる。

そういえば、告白してくれた時も未伽は酷く震えてたな・・・。

か細くて、守ってやりたいって思ったんだ。










「未伽は??」


「俺とまだ付き合って居たい??」





熱い脳裏と裏腹に、言葉は自分でも驚くほどに冷たい。