高校一年、春。 初めて見た瞬間から カッコいいなぁ、と思っていた。 彼はいわゆる甘いマスクをしていて、 少し天然パーマの短い黒髪も たくましくも細い体も 全てがタイプ。 決して大人しい訳ではないけど 一人でいても煩い訳でもなく、 たまに吐く憂いを含んだ溜め息とか、 惹かれて止まなかった。 目が合った日なんて、 今日が人生の最頂なんじゃないかとか思った。 大好き・・・