駆け引き



冷たい目。冷たい言葉。冷たい声。

−−−タカシじゃないみたい。


少なくとも、あたしの知るタカシではない。

怖くて涙が出てきそうだ。




どうして伝わらないの??










俯くあたし。
放課後の教室。
二人きり・・・。



告白の日を思い出していた。




忘れもしない、優しい貴方の言葉を。













「未伽の気持ちはわかったよ。」


 嘘。
 全然わかってない。


「でも俺はまだ付き合ってるつもりだから」


タカシは冷たい声で吐き捨てるように言った。





 そこに本当に愛はあるの??






「未伽は??」





「俺とまだ付き合って居たい??」