「――…王子様、ダメよ…。こんなこと してたら…―」 女の人の声…。 「―…いいんだよ…もう、彼女は いないし、気にするな…―。」 「っでも…―ッン―…ッ」 そのやり取りを聞いてしまったヴィヴィ。 声の持ち主は、あの王子。