sun×sun【完】

沖田総司side





目の前に、君がいる。





「桜ちゃんはどうしてここに来たの？」



あの騒ぎを片付けてから僕たちは大阪城へと向かっていた。





「えっと…その…」



何やら言いづらそうに口をもごもごとさせる。


土方さんからとかの悪い知らせなのだろうか？


少し不安が心のなかに薄らと表れ出す。





「沖田さんの、看病するために来ました！」







…え？



「え、桜ちゃん…今なんて…？」



桜ちゃんが？





僕のために？