「え、ちょっ……」 私のよく知る銀色のそれ。 見慣れた、その輝き。 「おいおい、お前、何当たってんだよ?」 いや、だから謝ろうとしたじゃないですか。 なんて理不尽なんだ。 「えーと、すみません」 ここは謝っとくべきだよね。 「金、出せよ」 「はあぁっ!?」 ちょっと待ってよ! なんでお金払うのよ? 「出せねえなら、殺すしかねえよなあ!」