「お願い、泣かないで、桜。 生まれ変わって、巡り合えたなら。」 そう、来世でも、再来世でもいい。 「その時は…今度こそ、みんなで幸せになろう。」 そう、桜と。 僕と、土方さんも、近藤さんも。 一君も左之さんも新八さんも、平助も。 みんなで。 ポツリ、と桜の瞳から流れ落ちる雫が僕の顔に落ちる。