俺は櫻木海斗。力を授けられこの街を守るためにここへきた。

俺は人を助けるために生まれたと言っても過言ではない。死にそうになった人を助けることができる。今まで助けられた人は数多く。もちろん助けられなかった人も…俺は１人でも多くの人間を助けるために能力を発揮する――――――――


｢ちっあいつは厄介なことばっかりしていきやがる。｣


俺はいつもの毎日を過ごしていく。


ある日俺は学校で不思議な気配がすることに気付いた。


(なんだこの気配。俺と似た気配がする。どっから…)


俺はキョロキョロしながら気配のする方を探してみる。


(あの人か…)


そう思った瞬間ふと目が合った。俺は反射的に目をそらした。もう一度見ると何事もなかったように話している人がいた。

考え事しているといつも連んでいる優希と蜜暉にどつかれその場をあとにした。



その後は放課後に声をかけその人と公園で話したり、メアドを交換したり、いろいろな面で仲良くなっていった。その人は塚平伊織という名前の女の子だった。


そしてある日。


伊織が男の人が死ぬ夢を見たという話を聞いた。俺はﾋﾟﾝときた。あいつが夢を見させている張本人だと。
俺はその日学校を休むことにした。そして家の近くの地下に籠もって伊織の夢に出てきた人を調べてみた。すると１人だけ当てはまる人がいた。俺はすぐにその人が通っている会社に行ってみた。すると…