私、柴崎 留。


―…シバサキ トメ。


トメなんて今時珍しい名前だけれど、私にとっては大切な名前。


でも君は


「トメだってよぉ〜!!ダッサ!!死ねよお前〜」






本っ当に…

君はなにもわかっちゃいない。







それにさ

死ねるもんなら

とっくに死んでるよ。