麻彩side


ことはくまさんのメルヘンランドで
私は誰かさんのせいで植田と
乗ることになっていた

正直ショックだった
まず麻彩と乗れなかったし
なにより男子とならなきゃいけないなんて…

あたしの気持ちなんて無視してる
くまさんと私の気持ちは対照的だ

「…はぁ…」
「あの…麻彩さん…」
「麻彩でいいよ」
「あ…あのさ…こ…これ…」
「なによ…はっきりしゃべってよ」
「あ…これ受け取ってくれない?」

ん?何?なんかくれんの!
喜んでもらっちゃうよ〜