大智side  4時間前




「大智そんないそいでどこ行くんだよ〜」
「いいから付いてこいよ」

自由時間が始まって
俺はすぐに走り始めた
だるそうな和輝を引っ張りながら
ガラス細工の店に来ていた


「…なんだよそういうことかよ」
「は?」
「あの子にやるんだろ?プレゼント」
「よくわかったな」
「見てりゃあわかるよ。てことは好きなんだ」

ちょっと考えた…が

「なっんな訳ねぇじゃんか!」
「じゃぁあげる必要とかなくね?」
「好きって言うか…笑ってる顔が好きだから」
「…何かキモイ…まぁいいや」
「まぁいいやって…んなことより早くしねーと」

そう言って俺は探し出したが
すぐに見つけてしまった

ハートの形をしたネックレスだ

「おぉそれいいじゃん可愛い」
「和輝可愛いってお前は女子か!」

そうやって俺が文句を言ってると
和輝はネックレスを取り上げて
会計をしに行った