ここから見ていた風景





「やっと帰った…」
「大変なんだね…」
「あ…さっきはありがと…
 雪が抱きついたの助けてくれて」
「うん…あれは何か私がイヤで…」
「えっ」

急に大智の顔が赤くなる

「大丈夫?顔赤いよ?熱あるんじゃ…」

顔を触ろうとしたとき…

「触んなっ!」
「ごっごめん…」
「あ…ごめん…」
「今のは私が悪かったと思う…」