「やだっ…私だってまだ大智のこと…」
「雪…俺は芽衣が好きなんだ」
「お願い…いかないで…」
「…ごめんな…」
「謝らないでよ…私…っ大智がいなきゃ」
「…雪…ほんとに…ごめん」
「もぅ…いい……愛してくれてありがとう」
「えっ」
「短い間…だったけど嬉しかった…
好きな人といれて幸せだったありがとう」
そういってる雪の顔は今まで見た
笑顔の中で一番可愛い気がした
「…サヨナラ…」
心の奥底で寂しい気持ちがこみ上げた
でもそれ以上に芽衣が気になった
だから急いで芽衣のいる教室に向かった
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