スーパーニート★パラダイス


今まで居たブースとは違ってそこは一人用。

テーブルの上には紙が一枚。

「うわー、なにをするきさまらー!」

男は手を離そうとするが、多喜也は必死に男の手を握ってその場に留まらせる。

咲花はテーブルに置かれている一枚の紙を凝視する。

太い線でいくつかの四角形が形作られ、さらにその一つ一つの四角形の枠の中には世界が形成されている。



それはマンガだった。