「あ~、っもう全然見つからない。真島さん、バトンタッチです」 そう言うと、咲花は目を押さえてソファの位置を多喜也と交代する。 「しかしまぁ、よくよく考えるととんでもない作業だよなぁ…。膨大な数のイラストサイトから自分の頭の中のイメージとピッタリな画像を拾ってくるなんてさ」 ぼやきながらポチポチとマウスをクリックする。