コイノカタチ

少しだけ短くしたスカートに
新しいスクバを持って玄関に向かう。

「「「お~!」」」
玄関にいた3人に笑顔でそう言われた。

「どう?似合う?」
と調子に乗ってポーズを決めてみる。

「いいから行きな!似合ってる似合ってる!」
「も~お姉ちゃん~」
と言いながらまだ固いローファーに足を入れる。

「ほら、いってらっしゃい」
そうママに言われわたしは玄関のドアを開けた。

「いってきまーす!」
わたしは今日からT高1年高橋桜。