悪魔な王子と保健室で。




できれば、今すぐ逃げたい。

先生となった怜くんは、いつもより格段と俺様になり…さらにそこに、毒舌という名の調味料が混ざっている。


体調不良で受けられなかったことは関係なしに、バカバカ言ってくる。


普通は、優しく教えてくれればいいハズなのに。


でも、なにも言い返せないのは…


「いいか?このXを求めるには…まず代入して…」


「ほうほう」


完璧なほどに、怜くんの説明が解りやすいから。