悪魔な王子と保健室で。



「れ、怜くん?」

「…俺、焼きそばパン大好きなんだよ!ありがとな奏!」

「へ?」

そういっておいしそうにパンを頬張る怜くん。


その姿はなんとも無邪気でドキッとした。


嫌いじゃなくて良かった…

むしろ好きなんて…購買のおばちゃんに感謝するしかない!



「これからも、俺のパン毎日買ってな!」


「ええッー!!」


私のこれからは怜くんのせいで忙しくなりそうです。