悪魔な王子と保健室で。



保健室と書かれた扉の前に立つ。


ガラスは中が見えないように濁らせてある。

気配は感じない。


よし、怜くんもまだ寝てそうだし猫田先生はいないはず!


自信を持って扉を開けた。


そおっと怜くんが寝ているベッドに近づく。


「……よし、起きてない」

まだ目を瞑っている姿をみて、一安心した。


「…誰が起きてないって?」

「ひッ…」