悪魔な王子と保健室で。




シャーッと、ベッドの周りを囲むようにあるカーテンを閉める。



気持ち良さそうに寝る怜くんを見て、ついつい頬が緩んでしまった。



「またお昼にくるね」


そう言って保健室を出ようとした。



「あ、東宮さん」

「……………」


けど、出られなかった。


「猫田先生…」


そこには、さっきまでいるはずのなかった保健の先生がいたから。