悪魔な王子と保健室で。



「なあ、昨日のキスどうだった?」

「え?イキナリなに!?」

「だーかーらー昨日のキス」

「そ、そんなの覚えてない!」


いつの間にか視界が逆転していて、怜くんの身体が私に覆いかぶさっていた。

いわゆる、押し倒されてるってやつ。


にしてもいまさら昨日のこと聞いてくる!?

鮮明に覚えてるけど…言えるわけない!


「へえ…覚えてないんだ…じゃもっかいしよっか」

「へっ?…んッ…」

怜くんの謎の発言についていけない私は、口をポカーンとあけていた。

そこに不意打ちで、怜くんの…唇が降ってきた。