「じゃ、永田の席は…」 ちょうど、奏の横があいていたのでそこに来るかと思っていたら案の定こっちに来た。 「東宮の隣でいいな、よし席いけ」 女の子達の羨ましがる声は聞かなかったことにしよう。 笑顔でスタスタこちらにくる怜くんは、絵になると思った。 「えっと、名前…」 「あ、東宮奏です」 「東宮さんね!よろしくね!」 「う、うん!」 明るく振る舞う怜くんは本物の王子様みたいだった。