悪魔な王子と保健室で。


とても美形な男の子だった。

くりっとした綺麗な二重に形の整った鼻。

唇は薄く色っぽさが感じられ、顔つきとは反対で背がとても高かった。

ブラウン色をした髪の毛には、所々茶色が混ざっている。

しかも、少しぶかぶかなセーターを着ていて手が隠れてるところが可愛らしかった。


教卓の横に立つと、笑顔でこちらを向いた。

「永田怜です!皆よろしくですっ!」

たった一言話しただけで、女の子達の黄色い声が響いたのは言うまでもない。