────────── ───── 「ぷっは〜終わった〜!!」 美鈴の大きな声とともに、私たちのクラスの重苦しい空気は消え去った。 長く感じたテストももう終わり。 「美鈴テストどうだった?」 問いかけた私に対して 「このあたしが出来てると思うかっ!」 スパーンと頭を叩かれそうな勢いで返された。 「ですよね…赤点じゃないといいね」 「赤点だったらあたしの夏休みが…」 元々美鈴は運動は出来るけど、勉強は大がつくほど苦手。 毎回赤点とったりとらなかったりと、危ない位置にいる。