「これからがんばれよ?」 「うん!」 鞄に荷物を入れ、私たちは学校を出た。 「あ、お前もしテストの点数よかったらご褒美くれてやるよ」 「え!?本当に!?」 家が近いため、一緒に下校をする。 帰り道で言われた怜くんのその一言で、私の表情は明るくなった。 「だからそれまでに、ご褒美考えとけよ?…もし学年平均プラス100取れたらな」 「プ…プラス100!?」 「俺が教えてるんだからできるだろ?」 そして、怜くんのさらに放たれたその一言で、私の表情は暗くなった。