学校からの帰り道。

私と瑞希くんは、手をつないで帰っていた。

「なんか、瑞希くんとこうしてるって夢みたい♪」

すると、瑞希くんの手の力が強くなった。

「瑞希くん…?」

「俺の彼女になることで…真桜には迷惑かけるかもしれないけど…、俺が守るから…。」

「私は、大丈夫だよ?
瑞希くんの傍にいれれば…幸せだから♪」

「うん。
でも、困ったこととかあったら言ってね…?」

「わかった♪」


ねぇ、瑞希くん。
学校の王子様と付き合うことは、大変だと思うけど…それでも…、これから先…私はずっと幸せだと思うの…。

だから、ずっと傍にいてね♪

ずっとずっと大好きだよ♪瑞希くん。