「千春。この格好でいいかな。」


「いいに決まってる。塾行くくらいでおしゃれしなくていいの。」


そう言った千春は塾のドアを開けた。


そこにいたのは…。

恭…。


知らなかった、ここの塾なんだ。


私服は初めて見た。
モノクロを基調にしている。


ドキ…。

格好いい。


じゃなくて…!

玲未と付き合ってるから…。