「ふざけてないけど?」


「じゃあ、なんで...。私の足に絡ませてくるの?」





なんて、普通に言ったら勘違いされそう。



でも、その通りなんだもん。   




くすぐったいような変な気分。



「やめて欲しいの?」



「うん、離して。変態。」



私はそういった後口元を手で覆った。


しまった...。



なにか嫌な予感がする。



「ふーん...。俺にそういう口の利きかたしていいと思ってんの?」


「くっ...、やめろ。」



靴下の上から痛いぐらい伝わる恭の体温。