祈るように・・・



それから、少しだけ時間はたった。




それは給食のこと...。




「重い...。なんで、牛乳係に当たったんだろう...。」



長すぎる階段を上る今。



そして、手には40人分の牛乳。



おもいっす...。




でも、これは現実。



こんなときに現れる正義のヒーローなんて存在しない。



ハズ...?



「お前小さいくせによくそんなに頑張るよな。」



「げっ!こんなときに恭...。ヒーローじゃなく、悪魔登場?」




と、口に出していってしまった私。