「う・・・嘘だろぉっ?!!」 折角のイケメンが台無しだ。 それに、口調も初めより少し変わってきている。 軽く片手で頭を抑えて、唸っている。 『そう言えば・・・自己紹介、まだでしたね。百合沢 埜愛です。先程も言いましたとおり、17歳です。それから、この子達は双子の弟の愁と蒋です。この子は深雪姫って言います。因みに、愁と蒋は6歳で深雪姫が1歳です』 私は、抱っこしている深雪姫を少し上に抱っこし直して、顔を見せやすいようにして紹介した。 「・・・本当に?;」