なんとなく、気恥ずかしくなって顔を逸らす。 すると・・・ 「おにぃちゃん、ありがと~!!」 「蒋からもっ!!ありがと~!!」 私達の会話を聞いていたのか、愁と蒋はその人の横に立ち言った。 「それに、そこの愁君?と蒋君?たちが席・・・譲ってんの見てたんだ。だから、俺はそっちのが偉いと思うから・・・」 そう言って、愁と蒋の頭を撫で回していた。