再度、お礼を言おうとした言葉が深雪姫の泣き声によって、遮られた。 今の衝撃で目が覚めてしまったのだろう・・・ 『深雪姫~っ;大丈夫、だぁいじょうぶ♪怖かったけど、もうガッタンしないよぉ~!』 急いで、ベビーカーから深雪姫を抱き上げて、よしよしと背中を擦ってあげる。 「う~うぅっ・・・ひっく・・・っ・・・」 暫くして、だんだんと落ち着いてきたようで、私の腕の中でまた眠り始めた。 『ふぅ・・・よしよし・・・深雪姫はいい子だねぇ~♪・・・』