いつ、母が帰ってきても変わらないままでいられるように・・・ それから、30分程話に花を咲かせていたときだった。 深雪姫は疲れたのか、一人ソファに寝かせている。 すると、突然・・・ 「埜愛・・・ごめんなさいね」 『お母さん・・・』 今にも泣き出しそうな、小さな声で呟かれた一言・・・ 咄嗟に私は・・・ 『・・・そうだ!!愁、蒋、喉渇いたでしょ?お姉ちゃんとお母さんね、これから大事なお話するから・・・はい、これでジュース以外にお菓子も買っていいから、売店に行っておいで!』