君はヒーロー!私はヒロイン!




「遅かったじゃん。」





席についた私に、早速彼は言った。






「まぁ…、いろいろあって…




っていうか、神田龍で来るなんて聞いてないよ?」





「え?俺は、竜司だけど?



学校と態度が違うよ?亜梨沙♪」








楽しそうなこいつ。








なんか、ムカつくけど、







それ以上にこいつのかっこよさにドキドキしてる私。